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11月23日(金)と24日(土)にPCAテニスクラブ・チャンピオンシップ2007の準々決勝3試合が行われました。最新の結果はチャンピオンシップ2007のページからどうぞ。
○準々決勝第1試合「柿沼 vs 築野」
2002年優勝者のかっきーと過去3大会連続ベスト4のちくりん。両者とも誰もが認める実力者である。二人は2004年、2006年と二度対戦し、共にフルセットの末ちくりんが勝利している。3度目の対戦はかっきーのサービスで幕が開けた。
第1ゲームは長いデュースゲームになり最後はかっきーのダブルフォルトであった。そこからちくりんが2ゲーム連取し3−0リードとなる。しかしちくりん曰く「かっきーは振り切ってのミスばかりだったので全く楽観は出来なかった」と。その通り、ここからかっきーのボールがコートに収まり始め、なんと6ゲーム連取で第1セットを奪ってしまった。
第2セットもペースは落ちない。前セットから通算10ゲーム連取で4−0とリード。伝家の宝刀「バックハンドスライス」が冴え渡る。早く低く滑るスライス。バックハンドが得意なちくりんをもってしてもなかなかボールが持ち上がらない。あれだけショットをネットにかけるちくりんが見られることもそうそうないと思われる。「強打を打てばうまくちくりんに強打で合わせられるので、とにかく"寝た子を起こすな"に徹した」とは試合後のかっきー談。第4ゲームからはお互い全てサービスキープし、6−2で試合終了となった。
ちくりんはネットミスが多かったのが痛かった。しかしあのスライスを浴びせ続けられればそれもいたしかたないところか。随所に見せたネットプレイは間違いなくクラブトップレベルである。来月第1子誕生により残念ながら今大会終了後一時クラブを離れることになったが、いつの日か是非そのテクニシャンぶりを見せにまた戻ってきてもらいたい。
テニスマスターかっきーにとってはめでたく"三度目の正直"ということになった。「ちくりんに勝利した者がその年の王座に輝く」という過去4年間続いてきたジンクスが今年もまた現実のものとなるのか。次の準決勝がそのための大きな関門となるであろう。
○準々決勝第2試合「河野(夫) vs 荒木」
昨年3度目の優勝を果たし文字通りの王者となったアラキングが緒戦で鬼門と目されたただじい戦を見事突破し、この準々決勝では広報部長と対戦することになった。
部長のゲームプランはただ一つ。「深いホワホワボールを相手フォア側に集める」である。アラキングのバックハンドは強力無比。パワーとコースと安定性を高いレベルで兼ね備えている。昨年もその強力バックハンドで王座に就いたし、今年の緒戦でもそうであった。とにかくあのバックハンドを気持ちよく打たせてはいけない。それだけを考えて徹底したフォア攻めを敢行した。アラキングのサービスで始まった第1セット序盤はそれが奏功し部長が4−1とリード。しかしちょっと部長が力を込めて打つとアラキングは得意の「倍返し強打」を繰り出してペースをつかみ、4−4のタイとなった。きれいな球の打ち合いならば圧倒的にアラキング優勢。なので部長は「これはたまらん」とまたスローペースに。そこからはお互いにサービスキープを続け、6−6で今大会初のタイブレイクに突入。微妙なメンタルのゆらぎがスコアに大きく現れ7−1で部長が第1セットを獲得した。
第2セットになっても部長はゲームプランを貫く。部長の球はいつものように浅くなるが、それを突いてネットに出てきたアラキングの横をバックハンドバスが神懸かり的に何度も抜けて行った。だからといってベースラインから強打してもゆっくりと深く返球され、さらに強く叩けばネットミスやオーバーアウト。ならばとショットに角度をつけてウィナーを狙うもギリギリで拾われまた持久戦に。攻め手を失った王者は部長の仕掛けた泥沼のゲリラ戦にみるみる足がはまっていった。0−5。第6ゲームはなんとかサービスキープしたものの、続く第7ゲームを部長がキープし万事休す。巨星堕つ。
アラキング曰く「気温が意外に高くなりボールが飛びすぎてコントロールが難しかった」とのこと。あれだけのハードヒットだと微妙な環境条件の影響も無視できないということか。ストリングテンションもやや緩くなっていた模様。一方、部長は試合の直前にアラキングにしっかりストリングを張り直してもらい完璧なラケットコンディションでコートに立つことが出来た。そんな献身的な対戦相手に心から感謝の意を表しつつ、3年ぶりの準決勝へと臨む。
○準々決勝第3試合「日下部 vs 嶋本」
シマちゃんは2003年と2005年に優勝、2006年も準優勝と今世紀に入ってからの実績は間違いなくクラブトップである。一方のクサカベさんはニューフェイスながらその猛者ぶりはすでに誰もが認めるところ。このトップ選手同士がどのような戦いを見せるのか。第2試合と並行して行われたこの戦い、部長はほとんど「恐いもの見たさ」の心境で第1セット2−2から観戦を開始した。
第5ゲームをクサカベさんがブレイク。まず驚いたのは、左腕から繰り出されるシマちゃんのあのスーパービッグサービスをクサカベさんがバックハンドスライスできれいに返すその見事さ。そしてベースラインからの安定した深くて速いストローク、ミドルレンジからの強打、ネットプレイの巧さ、サービスの強さ、そして四十歳にしてあのコートカバーリング・・・ 弱点がほぼ見つからない。怒濤の寄りで第1セットは6−2でクサカベさんが穫った。
第2セットはシマちゃんが息を吹き返しまず2−0とリード。これはいよいよ本領発揮かと思われたが、ここからまたクサカベさんがペースを掴む。シマちゃんがいつものようにパワフルフォアハンドで相手のバックサイドを攻めて前へ出るが、何度深いロブで下げられてしまったことか。これまでにはあまり見られなかったシーンの連発であった。懸命に攻めるシマちゃんをガッチリ受け止めるクサカベさんが5ゲーム連取で王手をかけた。第8ゲームはシマちゃんが意地で穫ったが、次をクサカベさんがすぐに穫りかえし終戦・・・
クラブNO.1のビッグサーブで圧倒的なサービスキープ率を誇るシマちゃんが、部長の見た7つのサービスゲームのうちたった1つしかキープできなかったのは信じられないの一言。恐るべきクサカベさんのリターン力である。そのクサカベさんが準決勝で対戦するのはかっきー。両者ともにバックハンドスライスの名手である。高次元の頭脳戦をお見逃しなく。
○今後の対戦予定
準々決勝第4試合「渡辺 vs 木村」
準決勝「日下部 vs 柿沼」
いよいよ12月のクライマックスステージに突入です。昨年のベスト4のうち3人がすでにトーナメントから姿を消しました。この戦国時代で最後の生き残りナベさんが意地を見せられるかどうか? ナベさんとキムラくんのスケジュールを聞いてみると、どうも準々決勝最終試合が行われるのは早くても12月9日(日)のようですが、是非とも実現してくれることを願ってやみません。理想は12月15、16日で準決勝、22〜24日のどこかで決勝・・・といきたいところですね。
部長は12月1〜2日が不在で観戦できないので、準決勝「日下部 vs 柿沼」は12月8日(土)以降に行われるといいなぁ・・・などとちょっぴりわがままなさわやか中年ボーイですが、天候がどうなるかわからないので、もちろんやれるときにやっていただいて結構です。お二人のスケジュールを優先してください。でもホント、無理に準々決勝より先行してやらなくてもいいですよよよ・・・(←あくまで自分が見たいだけ)
http://www.ne.jp/asahi/hori/tennis/07cc/index.html
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