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12月23日(火・祝)にPCAテニスクラブチャンピオンシップ2008・決勝が行われました。最終結果は下のリンクからどうぞ。
決勝「宮尾 [3] vs 嶋本 [4]」
90年代にPCAの前身である通称「インター」のエースとして活躍しその後転勤でこの地を離れたミヤオさん。今年になってまた朝霞へ戻り今大会初出場ながらついに決勝へと駒を進めて来た。一方、2002年ベスト4、2003年優勝、2004年ベスト4、2005年優勝、2006年準優勝、2007年ベスト8と圧倒的な実績を誇るシマちゃんが自身3度目の優勝を狙う。さあ、優勝カップはどちらの手に?
9:48、シマちゃんのサービスで試合開始。両者共にサービスには定評がある。第4ゲームまでお互いにキープ。が、ここから流れは大きくうねり始める。第5ゲーム、シマちゃんがフォアハンドのオーバーアウト3本で先にサービスダウン。気合い充分のミヤオさんは次のゲームをキープし4−2とリードした。第7ゲームは激しい打ち合いを制しシマちゃんがキープ。これで落ち着いて来たようで粘り強くストローク戦を展開しブレイクバック、4−4のタイになった。第9ゲームは深い球でラブゲームキープ、5−4。流れはシマちゃんかと思われたが第10ゲームはミヤオさんがデュース後にナイスサーブを連発しキープ、5−5。第11ゲーム、アドバンテージレシーバーで激しく長い打ち合いの中明らかなオーバーアウトのボールを打ち返しミヤオさんが執念のブレイク。とにかくシマちゃんの揺さぶりに対しよく走ってよく拾う。第12ゲームは40-15、ミドルコートからフォアクロスの打ち込みでエースを決めたミヤオさんがキープし、48分間、7−5で第1セットを獲得した。
第2セットは第3ゲームまでお互いキープが続いたが、第4ゲーム、ミヤオさんがドロップショットをエースで切り返され15-40に。ここでこの試合初めてのサーブ&ボレーを敢行するもボレーミス。今度はシマちゃんが先にブレイクし3−1リードとなる。しかし第5ゲームはシマちゃんにミスが続きブレイクバック。第6ゲームは冴え渡るバックハンドスライスをフル活用するミヤオさんが40-15から"今度こそ"のサーブ&ボレーを決め3−3と追いついた。試合開始からここまでミヤオさんのアンフォースドエラーが片手で足りる程しかないという脅威の安定性。だからといってショットのクオリティーが低いわけではないのが見事。第7ゲームはシマちゃんがキープ。第8ゲームはシマちゃんの緩急織り交ぜたラリーがついにミヤオさんの体力を奪い始めた。これまで全く見られなかったようなミスがミヤオさんに出始めサービスダウン。それを見たシマちゃんは第9ゲーム、じっくり落ち着いて相手を振り回し危なげなくキープ。44分間、6−3で優勝の行方はついにファイナルセットへ。
泣いても笑ってもこの1セットで今年のチャンピオンが決まるということで、観客席からの声援に両選手とも気合いをみなぎらせる。まずはミヤオさんが珍しくダブルフォルトを2本犯すもサービスウィナー2本で取り戻しキープ。第2ゲームはシマちゃんの緩急ラリーが効果抜群でキープ。第3ゲームはミヤオさんが15-40から根性で相手のミスを引き出しキープ。押しているのはシマちゃんの方かと思われたが第4ゲーム、30-15から3本のエラーを続けまさかのサービスダウン。3−1リードでミヤオさんが吠える。ブレイク後の重要な第5ゲーム、0-30と押されるが魂のラリーで40-30と押し戻す。が、シマちゃんが強力なフォアのパッシングで怒濤の寄り、ブレイクバック。第6ゲームはシマちゃん得意のサービスが火を噴き2本のウィナーでラブゲームキープ、3−3。第7ゲームは追いついたシマちゃんがまた緩急自在のストローク戦を展開し前後左右に相手を振り回す。ポイント間で聞こえてくるミヤオさんの激しい呼吸音がコート中に響き渡る。シマちゃんがブレイクして4−3とこのセット初めてのリード。第8ゲームはシマちゃんが押す。ミヤオさんが耐える。シマちゃんがキープして5−3。そして第9ゲーム、最後の最後まで走り回るミヤオさんにシマちゃんがとどめ。試合時間2時間12分。後世に伝説として永く語り継がれるであろうあまりに劇的な決勝戦が幕を閉じた。
ミヤオさんは長老として初の決勝進出。しかもファイナルセット3−1とリードした場面では初の長老王者誕生か?と思わせたが、そこから5ゲーム連続ダウン、最後の土壇場で力尽きた格好となった。しかしまだ復帰1年目。第1セットではテクニックだけでなくパワーでも負けない実力を見せてくれた。今後体力が戻ってくれば毎年優勝候補に名を連ねてくるであろう。今はただお疲れさまという言葉を贈りたい。
そして3年ぶり3回目の優勝を遂げたシマちゃん。昨年の悔しさをバネに今年1年でまた一段と強くなった。過去2度優勝した時よりもその強さはさらに上であろう。課題であった精神面での不安定性を年齢を重ねるごとに克服して来た彼は、今、心技体全てを兼ね備えた、まさに「王者」と呼ぶにふさわしい男となった。心から祝福する。
というわけで、みなさんの多大なるご協力により今年も我々のチャンピオンシップを決めることが出来ました。誠にありがとうございました。
来年は運営面で色々工夫して、この大会がさらに盛り上がるように知恵を絞ってみます!
それではみなさん、良いお年をお迎えください。
http://www.ne.jp/asahi/hori/tennis/08cc/index.html
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