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11月21日〜23日にPCAテニスクラブ・チャンピオンシップ2009の準々決勝・第2〜4試合が行われました。最新ドローは下のリンクからご覧ください。
○準々決勝・第2試合「石田 vs 荒木」
2004年2回戦以来2度目の対戦となる両者。実力はどちらも折り紙付きである。今回は如何なる展開を見せてくれるか非常に楽しみなところ。
・・・などと書いてはみたものの、実はこの試合、部長が不在の時に行われた。よって詳細が書けず誠に恐縮なのであるが、どうも観戦者情報によると、前夜に品川で行われたタノチイ出来事♪の余韻をその体内に思いっきり残していたイシダ会長が慎重にプレイしたのが功を奏した模様・・・と。いつもの無理攻めを控えて丁寧な返球に徹する真摯な姿勢がアラキングの自爆を誘発したというのが大筋の見方のようだ。勝敗は時の運と言うが、この大差には誰もが仰天。アラキングが第1セットでこれだけやられても第2セットでそのプレイスタイルをまるで修正しなかったというのが彼の持つ「永遠の少年性」を象徴している。アラキング、ドンマイ、また来年。そして2002年の準優勝以来7年ぶりの準決勝進出を決めたイシダ会長。次なる対戦相手はその2002年準決勝で破ったシマちゃんである。今やディフェンディングチャンピオンである彼に対して会長がどのような戦略を用意しているのか、注目されたし。
○準々決勝・第3試合「渡辺 vs 日下部」
実は昨年も同一カードが同じ準々決勝で組まれていた。しかしこの時期多忙な働き盛りの両者が出会う事はついになく、ナーベー卿のWalk Overということで実現しなかった幻のカードなのであった。それが今年になり奇しくもまた対戦することとなり、2年越しの対戦実現となったわけである。
ナーベー卿のサービスでスタート。ファーストポイントからサーブ&ボレーという気合いの入れよう。しかしもともとスロースターターであるお茶目な暗黒の帝王はボレーミスなど固さが目立ち、あえなくダウン。フォアのストロークもふかし気味で、各ゲームで競りつつもクサカベさんの高速ショットに押され4−0と差が開いた。第5ゲームも速いストロークに振り回される。しかしここで驚異的なバックハンドスライスの凌ぎを見せ、ついにキープで4−1。ようやく落ち着いてきたナーベー卿だったが、クサカベさんの芸術的なロブのパッシングを何度も食らい5−1。クサカベさんは卿のセカンドサーブを強打してウィナー量産。サーブ&ダッシュしてきた卿に2連続パスを浴びせて6−1で第1セットを奪った。開始からここまで30分。
第2セットはクサカベさんのサービスから。いきなり0-40とピンチ。15-40からフォアを大きくオーバーアウトしてナーベー卿が初ブレイクに成功。これに気を良くした卿が第2ゲーム以降ネットへ果敢に出続けるがことごとくロブで抜かれまくる。前後左右にクサカベさんを動かし、さあとどめ!というところで背走させられるその姿のなんたる微笑ましさか。弾道の低いスライスでのラリー戦は緊迫感十分であったが、ゲームの勝負所できっちり締めるクサカベさんが6ゲーム連取。総試合時間60分での終幕となった。
スコアは大差がついてしまったが、総ポイント数ではそれほどの差はなかった。要所での厳しさ、辛さ。それらを真剣勝負の土壇場で発揮する事ができるかどうかが明暗を分けた。思うように練習時間が取れないながらも必死の頑張りを見せてくれた卿には心から拍手を送りたい。さて、今年も準決勝に駒を進めたクサカベさん。去年の屈辱を晴らすべく8:00からのレッスン時も燃えに燃えているものの、それで四十肩を悪化させぬよう気をつけられたし。
○準々決勝・第4試合「河野(夫)vs 柿沼」
柿沼道場。「PCAの虎の穴」とも呼ぶべきこの訓練機関によってどれほどの素人たちが上達への道を駆け上がって行った事か。そして、その筆頭門下生が何を隠そう私ことこの広報部長なのであった。入門してから早9年、ついにこのチャンピオンシップで師弟の対決が実現する事に。
部長のサービスで試合開始。自分の長所も短所も全て知る師匠に対して小細工は通用しない。ただただボールをよく見てしっかり打ち抜くのみ。あれほど苦手だったのを何年もかけて鍛えてもらったバックハンドフラットドライブでスライスの名手である師匠とのバックでのストローク戦を展開できたのは一番弟子として涙がちょちょ切れる思いであった。バックだけではない。フォアもボレーもスマッシュも、全て手取り足取り教わった。その全てを出し切って第1セットは6−0で部長が奪取。
第2セットに入る時に部長が念じたのは「何も変えずこのまま行く」ということ。安定に、安定に。しかし、これが逆に部長の体を硬直させたようで、急に球が伸びなくなる。それをかっきーにいいように攻められて簡単に0−3。実はセット間にサービスの順番もコートのサイドも間違ってしまっていた。そのようなミスは練習も含めて初めてで、しかもそれに気づいたのは翌日の事。つまり、どこか「6−0で1セットアップ」という結果に動揺した部分があったのだろう。師匠も試合中にいぶかしがるほどの弟子の変調ぶりであった。この辺りがまだまだ甘いところ。そこで第4ゲームになって気合いを入れ直す部長。"安定"を目指せば下降する。ならば上昇志向あるのみ! 奮起して3ゲーム連取し3−3と追いついた。第7ゲームはかっきーのサービス。ここが正念場!とお互いわかっており長いデュースが続いたが、部長がブレイクに成功し4−3とついに逆転。ところがブレイク後の大事なサービスゲームでチキンハートが出てしまった部長がデュースからダブルフォルトと打ち込みのネットミスでダウン、4−4に。第7ゲームよりもさらに重要度を増した第9ゲームも長いデュースが続いたが、ここでも部長が執念のブレイク、5−4。第10ゲームは部長のService for the match。細かい事は気にせず思い切り攻めようと腹をくくり、40-15のマッチポイント。最後はネットダッシュした部長に対して放たれたかっきーのフォアハンドパスがネットへかかり、ジ・エンド。
かっきーは育児疲れが色濃く、本来なら3セットマッチを戦う状態ではなかったかも知れない。それでも弟子に対して徹頭徹尾テニスとはこうするものぞという哲学を見せてくれたのはありがたかった。またいつの日にか是非。一方、師に無事恩返しの出来た部長は次戦、毎週飲ミニケーションでしのぎを削るクサカベさんとの因縁の対決に臨む。2007年決勝で一敗地にまみれた無念を晴らすべく、早速ストリングの張り替えをフロントに依頼するのであった。
というわけで、先の三連休でドドドーッと準々決勝残り3試合が終わってしまいました。ホント、あっという間でしたよ。例年にはないことでびっくりです。その間ずっとAコートを使わせてもらいまして、みなさん、ご協力ありがとうございました。
で、今週末に早くも準決勝2試合が行われる予定です!
28日(土)「日下部 vs 河野(夫)」
29日(日)「石田 vs 嶋本」
雨さえ降らなければ・・・という前提ですが、予報を見る限り多分大丈夫でしょう。今年のチャンピオンシップは早くも残り3試合のみとなりました。熱戦を乞うご期待!
http://www.ne.jp/asahi/hori/tennis/09cc/index.html
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